【記者会見メモ】寄附講座×Space BD社契約発表(2025/1/8)
あけましておめでとうございます。今年も最初からフルスロットルです。
というわけで1/5月曜には運営委員会で3時間激論、大変有意義な年明けとなりました(疲れました)。
そして8日木曜は山形大学の学長定例記者会見にて、Space BD社から支援を受ける契約についての発表を行いました。
以下、その場で取ったメモを整形したものを記載します。
※内容は筆者固有視点のものです。正確な内容は正式なプレスリリースをご覧ください。
- 発表概要
・目的: 寄附講座(BSP/宙の種)とSpace BD株式会社との支援契約締結発表
・登壇: 山形大学亀井先生・横山先生・原田先生、Space BD北山氏・前田氏
・契約範囲: 2025年度(企画競争入札、次年度以降も公募予定)
- 発表内容(山形大学側)
一般財団法人森の学校寄附講座「ソーシャル・イノベーションDX」・BSP/宙の種の現状
・社会実装の実践を目的とした寄附講座
・2024年5月に講座立ち上げ、現在各種プロジェクト進行中
・需要側: 2025年10月より、宙の種ゼミで宇宙利活用創出
・供給側: 2025年6月より、BSP(衛星開発)。これを今回の契約でSBDが支援する。
SBD支援内容(2軸)
- 開発軸: 宇宙機製作、審査プロセス実戦支援
- 人材育成軸: HURDLES教育プログラム提供
・内閣府スキルセットをベースとした技術人材ハブ形成
寄附講座3つのパーパス
・地域に根付く宇宙産業創出を目指す
・SBDとの連携で得た知見を企業・学生と共有し基礎形成
・非宇宙産業への展開も視野
山形の文脈
・「山形の夢を載せ、今宇宙へ」
・山形の叡智、ノートPC開発、人工ダイヤモンド宇宙で合成、起業家魂
・それに加えて最良の伴走者(SBD)獲得

- 発表内容(Space BD側)
BSPの捉え方
・上に広がっていくスパイラル構造
・2025年度:人材育成×実践の両輪で推進
・県内巻き込み→身近なもの化→参入者増加、という好循環を目指す
支援内容詳細
- HURDLES: 衛星製造運用支援(社会人・学生へ拡大)
・人材育成に直結
・経産省補正予算レポート:産学連携・民間共同設置学科構想
・山形大学が宇宙教育の中心になる可能性 - 需要側育成: 宙の種中心にアウトリーチ展開
・「宇宙産業創出自治体」を目指す - 3つの軸
・産業へ: 衛星開発における山形技術シーズ明確化、要件定義・概念設計支援
・人材を: HURDLESによる育成
・元気に: 打上完遂、活動のアウトリーチで広く周知

- 質疑応答
Q1: 衛星は何に使う?
・A: 農業等で使えるデータ取得基礎技術が宇宙環境で使えるかの検証
・1号機ミッションとして基礎的実験を実施予定
Q2: 打上方法は?
・A: ISS輸送後、「きぼう」から放出する計画
Q3(山形新聞): HURDLESプログラムの内容は?
・A: 衛星開発実務プロセス体得のための教育プログラム
Q4: 「2025年度支援」の範囲は? 長期的な印象だが。
・A:
・2025年度契約は残り短期間だが、3年後打上への道筋作り・支援を実施
・企画競争入札で決定
Q5: SBDの強みは?
・A:
・教育文脈と打上実務支援の両方を提供できる点
・山形大学の需要にマッチした
- 学長追加コメント
全体終了時、改めて学長が人工衛星プロジェクトに触れて以下のようなコメントを。
「山形の人たちが使える自前の衛星」への期待表明
事例:熊対策(鶴岡演習林)
課題:GPS首輪でログ取得しているが、地上インフラではデータ取得が困難
解決策:何らかの通信インフラによるデータ回収が必要
かつて衛星経由でのダウンロードを試行
使用衛星:フランスの衛星
課題:衛星通過頻度が低く、実用化に至らず
地域データ取得手段としての通信インフラ確保が重要
このような形での活用(定期的なデータ回収)を実現したい
とのこと。期待していただけるのは本当にありがたいことです。
ーーー
会見後は複数社からぶら下がり取材がありました。結構長く盛りだくさんでしたが内容割愛します。新聞等ご覧ください!
